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紅花のルーツ
紅花の原産地はエジプトやイスラエルとされており、シルクロードを渡って世界各地に広がりました。その後朝鮮半島経由で染色技術と共に日本に入って来たとされています。
エジプトの遺跡から発見されたミイラには紅花で染めた布が巻いてあり、既にその頃から紅花に含まれる黄色い色素成分に防虫効果があることを知っていたようです。
3世紀の纏向遺跡(まきむくいせき)から紅花の花粉が大量に発見されたことから、この頃には日本に紅花が伝来していたと考えられます。
山形県には室町時代末期頃に伝わったといわれています。全国各地でも、その頃には紅花が栽培されていたという記録があります。中でも山形は、紅花の栽培に適した気候、風土だったため栽培がとても盛んに行われるようになりました。
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