紅花を見たことはあるけど、食べたことはない。
そんな方、多いのではないでしょうか?
色鮮やかな花を楽しんだり、染料として用いたりする紅花ですが、実は食材としても使われています。鉄やビタミンC、ビタミンEが豊富で、肌や細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があると言われており、様々な料理に取り入れることができます。
“食べる”楽しみも知ってもらい、紅花をもっと身近に感じてほしい。
そんな想いから、紅花を使った料理教室を開催しました。
初開催となった今年は、天童市在住の紅花料理インストラクター・大山るり子先生をお招きし、「家庭でできる紅花料理にチャレンジ!」をテーマにしました。
松川コミュニティセンター、南原コミュニティセンターの2会場で計4回開催し、43名にご参加いただきました。
大山先生曰く、「紅花は見てよし、染めてよし、食べてよし!」。
その言葉どおり、下処理した乱花(花びらを乾燥させたもの)を無色透明なサイダーに入れると、みるみるうちに黄色い色素が滲み出て、鮮やかな「紅花サイダー」の出来上がり!
大山先生の説明に熱心に耳を傾ける参加者たち。
「下処理は何回くらいやるの?」、「乱花は熱を加えても大丈夫なの?」など、たくさん質問している姿が印象的でした。
今回調理したメニューは、以下のとおりです。
【乱花を使用したもの】
紅花ごはん、紅花サイダー、紅花寒天、大根の甘酢漬け
【若菜使用】
煮びたし、鶏むね肉のグリーンソースがけ、若菜麺のトマトソースがけ
参加者の皆さんからは「初めて食べたけどクセがなくて美味しい」、「彩りが良くて食欲も上がる」と喜んでいただき、今度は家庭で紅花料理を作って、家族や友人に振る舞いたいという御声もいただきました。
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